楽天ポイント投資とポイント運用の違いは?実績データで比較してみた

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ポイント投資とポイント運用の違い
この記事で分かること
  1. 『ポイント運用』と『ポイント投資』の決定的な違い
  2. 現金化できるのはどっち?メリット・デメリットの比較
  3. あなたの性格や目的に合った選び方
ソルくん

楽天ポイントがいっぱい貯まったから全部増やしたいッス!とりあえず本格的っぽい『ポイント投資』ってやつに全額突っ込めば、来月には倍になってるッスかね!?

ティーちゃん

ちょっとソルくん、そんな適当な考えじゃ危ないわよ。そもそも『運用』と『投資』って名前が違うんだから、中身も違うはずだわ。私は損するのが一番怖いから、ちゃんと調べてからじゃないと動けないけど……。

ぐに先生

ふたりとも、極端ですね。でも、その疑問はとても大切ですよ。実はこの2つ、似ているようで『出口(どうやって戻ってくるか)』が全く違うんです。

他にも、投資できる内容に違いがあるので、同じ額かけてたのに戻りに差ができた!なんてこともあります。今日はその違いをしっかり整理しましょう。

目次

楽天ポイント投資と楽天ポイント運用は何が違うの?

「楽天ポイントを使って資産を増やしたい」と思ったとき、最初にぶつかる壁がこの2つのサービスの違いですよね。名前が似すぎていて、ポイント投資のことを調べているのに、ポイント運用のことが出てきてしまったりも結構あります。

結論から言うと、一番大きな違いは『証券口座が必要かどうか』と『現金になるかポイントのままか』です。

ここでは、最新の情報を加えて比較表を作成しました。まずは全体像を掴んでみましょう。

ポイント投資とポイント運用は、各ポイント種類ごとに用意されてたりしますが、内容はほとんど同じです。今回は楽天ポイントでの違いで比較していきましょう。

項目ポイント運用ポイント投資
運営元楽天(Point Club)楽天証券
必要なもの楽天会員IDのみ楽天会員ID + 楽天証券口座
利用できる人楽天の通常ポイントを持っている人楽天証券に口座があり、通常ポイントがある人
概要ポイントを預けて増減を楽しむ疑似体験ポイントを使って実際の金融商品を買う本格投資
運用方法実際の投資信託の値動きに合わせてポイント数が増減実際の投資信託や株の値動きに合わせて資産評価額が増減
引き出す際楽天ポイントとして戻ってくる売却すると現金として証券口座に入る
使えるポイント通常ポイントのみ
※期間限定Pは不可
通常ポイントのみ
※期間限定Pは不可
投資対象アクティブ
【楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)】

バランスコース
【楽天・インデックス・バランス・ファンド(債権重視型)】
投資信託(約2,600本)、日本株、米国株など
最低利用額100ポイント100ポイント(投資信託の場合)
NISA対応不可(そもそも投資ではないため)対応(新NISA含む)
ぐに先生

この表が全ての基本になります。特に重要なのは『引き出す際』の違いですね。

ポイント運用はポイントのまま増減するゲーム感覚

『ポイント運用』の最大の特徴は、証券口座を開設しなくても始められるという手軽さです。

これはあくまでポイントを使った投資の疑似体験という位置づけになります。手持ちの楽天ポイントを運用口座に追加すると、実際の市場の値動きに合わせてポイント数が増えたり減ったりします。

利益が発生すると…
  • 増えた場合: 1000ポイント預けて5%増えたら、1050ポイントとして引き出せる。
  • 戻り先: 楽天PointClub(通常ポイントとして戻る)。現金にはなりません。

最近ではビットコインの動きに連動するコースなども増えていますが、基本的にはポイントをポイントとして増やしたい人向けのサービスです。

ソルくん

なるほどッス! 口座開設とか面倒な手続きなしで、スマホでポチッとするだけで始められるのは楽でいいッスね!

ポイント投資は現金をポイントで買うイメージ

一方で『ポイント投資』は、現金と同じ価値としてポイントを使う仕組みです。

楽天証券という金融機関に口座を開設し、そこで販売されている投資信託や株式を買う際に「現金の代わりに(または現金と組み合わせて)ポイントで支払う」ことができます。

利益が発生すると…
  • 増えた場合: 1000ポイントで買った投資信託が5%値上がりして売却したら、1050円(現金)になる。
  • 戻り先: 楽天証券の口座(現金として入金)。

つまり、入り口はポイントですが、出口は現金になります。これが資産形成において非常に大きなメリットとなります。

ティーちゃん

出口が現金……ということは、将来のための貯金代わりにするなら、こっちのほうが良さそうね。でも、証券口座を作るのがちょっと面倒と感じる人もいるのかもね。

楽天ポイント運用のメリット・デメリット

もう少し詳しく、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。まずは手軽な『ポイント運用』からです。

メリットデメリット
楽天IDのみですぐに始められる
100ポイントから試せるため、投資の練習用に最適
値動きを見る習慣がつき、経済への興味が湧く
増えてもポイントのままで、現金化は不可
家賃支払いや銀行預金には使えない
選べるコースが少なく、本格的な運用には不向き
ソルくん

増えてもポイントのままかぁ……。オイラ、増えた分で焼肉食べたいけど、楽天ポイントが使えない店だと意味ないってことッスね。

楽天ポイント投資のメリット・デメリット

次に、僕が個人的に目指している配当金生活にもつながる『ポイント投資』について解説します。

メリットデメリット
売却後は現金になり、生活費や貯金に使える
NISA制度が利用でき、税金ゼロで運用可能
SPU対象で、楽天市場のポイント倍率がアップする
楽天証券の口座開設(本人確認など)が必要
元本割れのリスクがあり、資産が減る可能性もある
注文から購入確定までに数日のタイムラグがある
ティーちゃん

手間はかかるけど、SPUで楽天市場のポイント倍率も上がるのね。それなら、最初の手続きさえ頑張れば、後はずっとお得ってことですね。

あなたにおすすめなのはどっち?実際のデータで比較してみた

ここまで読んでもまだ迷うという方のために、タイプ別の診断を用意しました。

こんな人はポイント運用がおすすめ

以下のような方は、まずはポイント運用から始めてみましょう。

ポイント運用がオススメな人
  • とにかく面倒な手続きは嫌だ
  • まだ投資をするのが怖い、まずは練習したい
  • 楽天ポイントは普段の買い物で使い切りたい
  • 証券口座を作るつもりはない

現在の5年間のアクティブコースのリターンは12.59%、バランスコースのリターンは2.96%となっています。

楽天ポイント運用 アクティブコースの実績
楽天ポイント運用 アクティブコースの実績。

リターンが大きい分だけ、増減が激しくなり、リスクが増しますが、長く投資すれば利益は生まれるでしょう。

また、手数料がまったくかからないのは魅力ですね。

通常の投資だと信託報酬などがかかります。

まずは100ポイントだけアクティブコースに入れてみて、毎日ポイントが増減する様子を眺めてみてください。投資ってこういう動きをするんだと肌で感じるだけでも、大きな経験値になります。

こんな人はポイント投資がおすすめ

以下のような方は、迷わず『楽天証券』の口座を開設してポイント投資を始めるべきです。

ポイント投資がオススメな人
  • 将来のために資産(現金)を増やしたい
  • 新NISAに興味がある
  • 楽天市場での買い物をもっとお得にしたい(SPU狙い)
  • 余ったポイントを有効活用して、配当金生活を目指したい
  • 株主優待をもらいたい人

僕のおすすめは、やはりこちらのポイント投資です。なぜなら、ポイントを単なるおまけで終わらせず、将来の自分を助けてくれる資産に変えることができるからです。

楽天ポイント投資のほうがリターンが高く、リスクが低い銘柄を選ぶことが可能です。

オールカントリーの実績
よく買われているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の実績。リターンが全然違うのが分かる。

同じ額を入れるならこっちのほうが良いのではないかなと思います。

ぐに先生

僕自身、最初は数千ポイントのポイント運用を始めました。ただ、何を買っているのかよく分からなかったのと、もっと本格的な投資をしてみたいと思って1年くらいやった後、ポイント投資を始めました。

よくある質問(Q&A)

最後に、初心者の方が気になりがちなポイントをQ&A形式でまとめました。

期間限定ポイントは使えますか?

残念ながら、どちらも使えません。
ポイント運用もポイント投資も、使えるのは通常ポイントのみです。期間限定ポイントは、楽天市場での買い物や、街中の加盟店(楽天ペイなど)で使い切るのが一番賢い方法です。

ポイント投資で税金はかかりますか?

利益が出ればかかりますが、NISAなら非課税です。
ポイント投資の場合、売却して利益が出ると通常は約20%の税金がかかります。しかし、NISA口座(つみたて投資枠や成長投資枠)を使って購入すれば、どれだけ利益が出ても税金はゼロです。ポイントでNISAを始めるのは非常に賢い選択ですよ。

詳しくは楽天ポイント投資をNISAで行う方法をご覧ください。

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楽天証券のNISA口座でポイント投資を行う方法 「楽天ポイントが貯まっても、NISAって難しそう…」「現金を使わずに投資を始めたいけど損が怖い」。そんな初心者の不安を解消!楽天証券の『新NISA』でポイント投資を始める具体的な4ステップを徹底解説します!

途中でやめることはできますか?

どちらもいつでもやめられます。
ポイント運用は引き出しを選べばポイントが戻ってきます。ポイント投資は商品を売却すれば現金になります。ただし、投資信託などは注文してから現金化されるまで数日かかる場合があるので注意してください。

ソルくん

期間限定ポイントが使えないのはショックッスけど、NISAを使えば税金がかからないのはデカイッスね! ポイントで株主優待とか配当金がもらえる株を買うのも夢があるッス!

ティーちゃん

私はまず、余っている通常ポイントの500ポイントを使って、投資信託を買ってみようかしら。それならもし半分になっても250円分の損だし、勉強代として割り切れそうだわ。

まとめ:目的が体験なら運用、資産形成なら投資を選ぼう

それでは、今回のまとめです!
まとめ
  • ポイント運用は、口座不要でポイントを増やす疑似体験。
  • ポイント投資は、楽天証券で現金資産を作る本格投資。
  • 運用はポイント、投資は現金で戻ってくるのが最大の違い。
  • NISAやSPUでお得に増やしたいなら、ポイント投資一択
  • どちらも通常ポイントしか使えない点に注意。
ソルくん

せっかくなら現金が増えるほうがいいから、面倒でも証券口座を作って『ポイント投資』で一発当てるッス!

ティーちゃん

一発当てるのはどうかと思うけど……(笑)。でも、現金が必要な時に引き出せるポイント投資の方が、将来の安心感はあるわね。私もまずは少額から始めてみます。

ぐに先生

お二人とも、良い一歩ですね。投資は怖いと思っている人ほど、現金を痛めないポイント投資は最高の入り口です。まずは眠っている数百ポイントから、あなたのお金に働いてもらう生活をスタートさせてみましょう!

楽天ポイント投資を始めるには楽天証券の口座開設が必要です。口座開設はこちらからできます。

\ ポイントを貯めたり、現金化したり便利な使い方ができる /

他にも楽天ポイント投資についてまとめているので、ぜひご覧ください。

ポイント投資とポイント運用の違い

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