馬場優治選手のバットでパフォーマンス。中立的心境で考察してみた。

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野球 グラウンド
この記事の所要時間: 520

滑川総合 馬場優治選手。2015年の甲子園をかけた試合で見たこともないパフォーマンスをしました。「打席に入る前にヌンチャクのように振り回す」という行為です。普通のバッターならこんなことをしないでしょう。

インターネット上では「面白い!」という意見や、「真面目にやれ!」という意見があります。賛否両論なのは間違いありません。私は中立の立場から物事を見たがる傾向があるので、そのような視点でなるべく書きたいと思います。

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打席に入る前にヌンチャクのように操るのは違反になるのか?

厳密に言うとルールのようなものはないようです。「打者のボーク」という表現もありましたが、基本的にバッターのルールはバッターボックスに入ってからのルールが多く、バッターボックスに入る前ではほとんどルールがありません。

ただ、このようなルールもあります。

【バッターはボックス内ですみやかに打撃姿勢をとる】
▼両足を打席の中に置いて構える
バッタースボックスに入ったら、バッターはすみやかに打撃姿勢をとります。構えるときは、両足をバッタースボックス内に置くのが規則なので、足が一部でもはみ出てはいけません。ライン上はOKです。

出典:知っておきたい野球ルール集

今回はボックスの外で行っていることもありますが、ボックス内でのパフォーマンスも多く、ルール違反と言えばルールに違反していると言えるでしょう。

しかし、プロ野球でもそうですが、ピッチャー、キャッチャーの準備が整うまでの間にバッターが屈伸したりすることもよくあるので、準備の一貫と言えばもちろんそうかもしれません。

一方、埼玉県高野連の注意内容では

当該校には注意します。遅延行為になりますし、危険行為にもなる。バットが捕手に当たる可能性もありますから。この暑い時期ですし、生徒のことを考えたら、なるべく早く試合を進行させなければならない。ボール回しもしないようにしているぐらいです。それに余計なパフォーマンスをするな、ということで、ガッツポーズも禁止しているぐらい。認めるわけにはいきません

このように注意をしていました。

見ていて気になるほど時間を延長している訳でもないので、これくらいの時間延長が熱中症の原因になるかと言えば全く持って問題ないと思います。(ガッツポーズも然り)そもそも早く試合を進行させるっていうのは見に来た人につまらないゲームを見せることにも繋がる訳でして、それよりは自己管理、水分補給を促すほうがよっぽど大事ではないのかなと思います。

ただ、バットが捕手に当たる可能性や、危険性に関しては間違いありません。バッターボックスに入ってからのヌンチャク行動は間違いなく危険でしょう。やるなら一旦離れるべきだったと思います。ルールを見るとピッチャーが投球動作をとるまではバッターボックス移動も可なのでバッターボックスを離れることもできるでしょう。

※私も野球に詳しい訳ではないので、見逃しているルールがあるかもしれません。

この行動は自らを鼓舞するためであると思われる

そもそも何のためにこのようなことを行うのかということ。行動には必ず目的があります。

馬場優治さんがこのような行動を取ったのは「自らを鼓舞するためである」と思われます。真面目に精神を集中し、自らの能力を高められるかたもいれば、人から注目を受けることで力を発揮するタイプもいます。多分、馬場優治さんは後者なのかと思われます。

現にこの行動をとることで観客は大いに沸いています。

しかも、忘れないでもらいたいのはこのポーズ一つ一つが全て野球に関連したポーズです。ドカベンや、てーきゅうなど野球に関連するアニメのポーズであることから、間違いなく野球好きです。むしろ野球好きでなかったらあそこまでバットを自由自在に扱えないと思います。

※追記:後々調べたところ、この行動はストレッチの一環のようです。緊張しないように手首などを回し始め、全体を少ない時間でほぐす方法としてこうなったようです。こう言われると少し見方が変わりますね。

本人は至って真面目である

バッターボックスで攻撃動作をとり、打つ時、マジメに野球に取り組んでいるという印象を受けました。まぁ、その前後はすぐにお調子者のような部分が見え隠れするのですが。

学校でも「本人は至ってマジメに真摯に野球に取り組んでいた」ということで本人は野球を侮辱している訳ではないと思われます。私はこの一連の流れよりも馬場優治さん本人がどのように過ごしているかのほうがすごく興味が湧きました。
批判をするなら彼の人柄も考慮しての発言をして欲しいと思います。

真面目に取り組んでいても、不真面目に見られてしまう。そんな影響力を持った人なのかと思います。こういうタイプはチームでムードメーカーとなることが多く、必要不可欠な存在だったりします。

もちろん賛否はあるだろうが、潰していいものか

ここからは個人的な意見です。

世界や常識を変える存在というのは他の人がやらないことをやってのけるということ。私的には「自分を最高の舞台で、最高の力を発揮するために何ができるのか、(負けても勝っても)見ている人たちがどうしたら喜んでくれるのか」ということを真剣に考えているかただという印象を持ちました。

今の社会は「どうしたら批判を受けないのか」に注目されがちですが、問題は本当にそこでしょうか?このパフォーマンスを見たことで、野球に「興味を持った」、「楽しそう」、「カッコイイ」という印象を持った人もいるでしょう。逆に「危ない」、「ふざけてる」というような印象をもちろん持った人もいるでしょう。

重要なのはお互いの意見を尊重することではないでしょうか?認めてあげることではないでしょうか?

私は「危ないからそういう場所に行くべきではない、そういう行為をするべきではない」という意見はどんどん才能の芽を摘むことになってしまうと思います。(危ないから子供に外で遊ぶなというのに似ている)もちろん、間違いではないのですが、ではどうしたら彼も伸び伸びと才能を開花していけるのかを考えていって欲しいと思います。

きっと彼の野球に対する情熱は本物ではないかと……私はそう感じました。その才能や、情熱にフタをしてしまうことは日本の野球を暗くしてしまうだけではないでしょうか。

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ぐに

社長の隣Pasolack
“できないをできるに変える” ってことをやってます。ぐにらぼもその一環。 FMラヂオのパーソナリティーやったり、大学でICTの講義したり、いろいろと飛び回ってます(^^) 夢は “学校の先生の負担を軽減して、子供たちと接する時間を増やす取り組みを増やす” こと。
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